ごあいさつ

城南支部 支部長 竹平 時彦

私が生きている時代は、電子化の波が印刷技術を急速に進歩させたかと思うと、植字業界を消滅させ、製版業界を過去の遺物にしました。スリムになった「印刷」は成熟化した分、受注競争が激化し単価を下げ、利益構造を大きく変えて業界そのものが変わろうとしています。印刷物を作成する前作業としてのDTPは、デザイナーと編集者の境目を危うくしていますが、流れを変えてメディアとのコミュニケーションを初めて久しく、ホームページや、電子カタログ等が誕生、そしてe-ビジネスへと大きな流れを形成しつつあります。このイニシャチブを印刷業界が担うのかどうかで生き方が決まります。我々の土俵で戦うためには、新たな価値観を掴むこと、新たな能力を得ること、企業どうしの新たな関係を結び模索することで、新しいビジネスを生むことでなければなりません。